アギーレ解任

スペインでの八百長疑惑に関する訴状をスペインの裁判所が受理したことが確認されたとのことで、日本サッカー協会はアギーレ監督を解任した。裁判ともなれば、今後のチーム作りにも支障が出る上に、もし有罪となった場合にダメージの大きさを考えたら、この決断は致し方なかったといえるだろう。
私自身はアギーレの手腕を評価していただけにとても残念だ。
今後の裁判の行方は見守っていきたいと思うし、彼が潔白であってほしいとも思う。
日本サッカー協会は後任選びに奔走することになりそうだが、3月の強化試合の指揮は暫定的に代理となる人がとることになるのだろう。強化計画も大幅に見なおすことになるだろう。
選手はと見た場合は、それほど影響はないのではないかと思っている。アジアカップはW杯に出たメンバーが中心だったが、今後は新しい力の発掘は不可避であり、そういう意味では新生ジャパンで挑むいい機会でもあると考えたい。ザック、アギーレと続いた流れを引き継いでいける手腕を持つ監督を選んで欲しい。
だが、その前にJFAの責任も問われなければならないだろう。大仁会長、原専務理事、この二人はどう責任を取るのか。W杯の責任も不問のままだし、今こそ清算する時ではないかな。
協会も監督も代表も新たにして出直そうではないか。