チェンライでのお葬式

かみさんのお父さんが亡くなって、葬儀に参列するため、チェンライに行きました。この時期はチケットも取りにくく、しかも金曜日の葬儀(火葬)に間に合わせるために木曜日出発となったので、結局はビジ割でチケットをおさえることになりました。ANAのビジネス+TG(BKK→CEI)のビジネスです。
月曜日からずっと追悼セレモニーが続いていたようで、木曜日に到着した時にはチェンライのおうちには大勢の人が集まっていて、音楽を流したり(バンド演奏で、それなりに賑やかな曲)、灯籠をあげたりと半分お祭りのような状態でした。さすがタイという感じです。



棺はこのような社(というか、移動式の東屋みたいな感じでしたけどね)に置かれ、火葬の日までこの形で追悼セレモニーが行われます。


葬儀は火葬場で行います。そのために棺の入った社を移動させますが、お坊さんを先頭に家族が引いていきます。私も参加しました。


葬儀に参加していたため、葬儀の様子は写真に撮れませんでした。
葬儀については、お坊さんが数人(この日は6人)来ていて、故人のために読経を行いますが、その前に、故人の棺の前で故人の写真と一緒に写真を撮ります。親戚関係や友人関係でひと通り写真を撮った後で読経の開始。そしてタンブン、最後に火葬となります。
火葬の前に棺が開けられ、最後のお別れです。日本の「おくりびと」のような処置はしませんので、亡くなった時のままの状態で対面します。葬儀には悲壮感はありませんが、最後の対面の時にはさすがにかみさんと兄弟や親しい人は泣いていました。
火葬は、導火線に火をつけて、花火を打ち上げて、点火。この時にもバンド演奏がありました。(隣の火葬場)

この2日後に骨を受け取りに来ました。骨は日本と同じく、拾ってから壺に入れてました。骨拾いにもお坊さんの立会があります。
こうして、亡くなってからまる一週間、葬儀が続く感じです。
亡くなった日の夜から、おうちの前には火が焚かれ、故人が次の夜に迷うことのないように明かりをつけてあげます。この辺りは日本で線香を絶やさないようにというのと似ています。暗いうちは消えないようにしなきゃならないので、雨が降ると大変そうです。幸い雨はなかったです。

私は葬儀〜骨広いまで参加しました。(葬儀前夜の灯籠を上げるのもやりましたけど)
精神的にも疲れましたね。100日目にまた何かあるらしいですが、私は参加できないと思います。