トレンドを追って空売り

中長期トレードを基本に株の売買をしていますが、最近の高いボラリティを利用すべくデイトレードも考え始めました。信用枠があるので、これを使わない手はないということです。
短期売買のトレードはチャートを監視することが必要になりますが、その動きを追っていて、ある特徴があるのに気づきました。特に特徴が現れるのが下落局面の時です。その特徴は以下の通り。
下落している中で上昇に転じる場面があります。その後しばらくは上がり続けますが、また落ちてきます。上昇するのは、おそらく空売りをしている人の利益確定のための買い決済か、底値で買おうとする逆張り志向の人たちの買いでしょう。
下落が前回の最安値付近になると値の動きが鈍くなります(売買は活発だったりする。売買が活発でなければ、底値の可能性もある)。そして反転して上昇に戻る場合と、前回の最安値を更新して下落する場合があります。
前者の場合は様子見です(スキャルピングするなら買いもあり。でも、手数料と税金とられるだけで、たいして儲からない)。そして前回の上昇局面での高値を更新するかどうかを見ることになります。更新できないようであれば、空売りのタイミングです。後は下がっていくのを眺めます。
下落して前回安値を下回ったら、大体が数ティック以上更新しながら下落していきます。その後は、上昇→下降(上昇場面でも前回高値を更新しない)を繰り返しながら、底値を探る動きをします。底値を探る動きは、板の寄り付き具合や、売買の動き(活発に売買しているかどうか)で大体わかります。下落・上昇ともに活発な場面では、出来値に対して、すぐに株数が入ってくるので、それが売り側にできるようであれば、下落に向かう傾向が見えてきます。
もちろん銘柄の特徴にもよりますが、その銘柄にとってのファンダメンタルズ(例えば為替に左右されるとか、流行に乗っているかなど)を理解していれば、上昇した高値付近で空売りをすることも可能になります。
空売りというのは、「利益限定、損失無限」なので、上値にストップを掛けるのを忘れないようにしなければなりません。ストップは前回高値の少し上。そこを超えたら上昇トレンドに入ると思われるところにする必要があります。(高値を抜けたら、さらに上がる傾向が強い。安値を抜けたら、さらに下がる傾向が強い。トレーダーの心理状況を推理しましょう)利益限定というのは、空売りで得られる金額の上限は株の売値です。損失は株が上がれば上がるほど膨らむので、無限となるわけです。
まあ、よほどのことがない限り、下落し続けることもないので、ほどほどに利益が取れたら決済しちゃいましょう。欲張り過ぎても利益を削るだけになることが多いですからね。くれぐれも週またぎでポジションを維持しないようにすることも大事です。というのも、欧州やNYは日本市場の後で開くわけで、ファンダメンタルズの大激変が起きちゃうと、嫌な気分で週末を過ごすことになりますからね。休みの日は売買を忘れて気楽に過ごしましょう。
と、自分に言い聞かせるために、まとめてみましたw