株価下落

今年に入ってから、株の乱高下が続いています。年初から下げで始まったので、昨年以下の水準でずっと推移しているわけですが、いわゆるチャイナショックを引きずった状態のまま来てしまっています。
その状況を受けて、1月末に日銀がマイナス金利を導入の発表をしましたが、結局は株価は導入発表前の水準以下まで戻ってしまいました。
世界の投資家は、リスクの低い商品である国債や円へと資金を移しています。国債金利も過去最低を記録したにも関わらず、円は安くなっていません。まあ、円高と言っても、リーマンショック後ほどのことでもないので、まだマシでしょう。ってか、あの頃の水準になるなら、株は全部手放して、海外に移住しちゃいますよw
まとめると、中国経済の低迷→資源関連の下落→資金のリスクオフへの移動→円高→日本の株安というのが、今の状況と言われているわけです。あまりにも世界が中国に頼りすぎてるのが間違いなんでしょうねえ。そろそろC+1じゃないですが、新たに大きな規模の投資先を開拓していくことも必要ではないでしょうか。
ちなみに各企業のファンダメンタルズが悪いのかというと、トヨタも過去最高益になるくらいですし、実は世界の株安の影響を受けてる企業は限定的ではないかと思っています。業績への為替の影響は少なからずあるかも知れませんけど、企業が傾くとか赤字になるとかというレベルではないというのが救いです。
資源や為替、中国と関連のない銘柄まで落ち込むのは、共連れとしか思えません。思うに投資家心理が弱気になってるからに他ならないというのが、今の状況なんでしょう。先進国の金融破綻ということが起こらない限りは、悪い状況は短期間でおさまるというのが、これまでの流れなんだそうです。なので、今の現象も、近いうちに落ち着きを取り戻していくと考えています。
桜が咲く時期までに、この乱高下状態を脱してくれていれば、私の株式運用も落ち着いてやっていけるんですけどねえ・・・(;´д`)トホホ