あれから3年たちました

2011年3月11日14時46分。会社のオフィスにいて、激しい揺れを経験した。人事異動発表後の余韻に浸っている時の突然の天災。20分後にもう一度。
その後、すぐに帰宅勧告が出て、私は徒歩で家まで帰りました。帰り道はあちこちの道路が大渋滞だったのを覚えています。
かみさんと子どもは幸いにもタイにいたので、災難からは免れました。
なんだか遠い昔のように思われますが、当時は幼稚園に入る直前だった子どもが今週末に卒園式を迎えるのを思うと、早いとも感じます。被災地の人たちにとってはあっという間の3年だったのではないでしょうか。未だに仮設住宅の生活から脱することができない人も多くいます。
これから3年後、被災地はどうなっているでしょう。今と変わらないようでは、行政は怠慢の誹りを免れることはできないでしょう。消費財が上がり、復興財源を確保するためのあらたな税源もあります。有効に使われることを期待したいですが、自民党の多くの連中は税収が増えることをいいことに、自分の選挙区への利益誘導を図っているところなんでしょうね。残念ながら、そのレベルの政治家しかいない国でもあるわけです。そんなのを選んでしまってる国民が悪いのか、そんなのしか選べなくしてる世襲と、それを後押しする連中が悪いのか…、今一度考えてみたいものです。