本田、ミランデビュー

本田のミランデビュー戦をNHK BS1で月曜日早朝にライブ中継されていました。そんなに早く起きるのは嫌だったので、もちろん自分で録画したのを見ましたけどねw
本田はベンチスタート。ミランは立ち上がりに2点取ったものの15分過ぎから次第にサッスオーロに押され始め、19歳のベラルディに4点を献上してしまうという守備の体たらくぶり。本田の出番がなくなったかと思うような展開だったところ、何と本田を出してきました。これってマジで戦力として期待されてるってことでしょ!
本田はピッチに立ったと同時に存在感を見せ始めます。積極的にボールに寄って行き、パスを要求し、適切なタイミングでダイレクトパスと組み合わせて、味方の攻撃を活性化させていきました。このメンタルはマジですごいです。FKの時も自分で蹴りに行ってましたからね。このくらい自己アピールしないとヨーロッパではやっていけないんでしょう。香川も少しはこのメンタルを見習って欲しいものです。
ポストを叩くシュートや、利き足ではない右脚でクロスを上げるなど、30分程度の短い出場でしたが、十分に存在感を出していましたね。
次は先発もあり得ます…が、この試合の後アッレグリは解雇されちゃって、この先の補強なども含めて、果たしてレギュラーポジションを確保できるか、というのが今後の見どころですかね。とにかくブンデス、プレミア、セリエA、日本人選手の活躍に目が離せませんな。
でも、個人的な思いとしては、やはり頑張らないといけないのはJリーグでしょうね。Jリーグの発展なしに、優秀なA代表の人材創出もないわけですから。本田は若い頃はJリーグユース落選組だったそうですので、すごーく例外的な存在ではあるわけですけど…。(彼が海外に固執するのもそういうトラウマがあるからだったりしてw(けっ!Jリーグなんてという…www))
ヨーロッパで活躍する選手をどんどん生み出して、将来は南米のように、国内リーグで育った選手をヨーロッパのチームが買いに来るくらいになって欲しいです。そうすればJリーグのクラブも選手を育てるモチベーションが湧くでしょう。
本田、香川、長友らの活躍はその第一歩。今後後に続くものがどんどん出てきますように…