衆議院解散

3年にわたる民主党政権がようやく終わりを迎えようとしています。11月16日衆議院解散です。参議院ではすでに過半数割れを起こしねじれ状態になっていて、にっちもさっちもいかなかった政権ですが、総選挙後はこのねじれがどうなっているかというのも気になるところ。
それにしても現時点で15もの政党があるとか。選択肢が多ければいいってものじゃないでしょ。異なる政策や政治理念のものが同じ所にいるのは間違いだけど、同じ人たちが別々のところから出てくるのもわかりにくいし、非効率で選挙民を迷わせるだけになります。
自民党民主党を問わずそうした人たちがうまくまとまってくれるといいんですけどね。逆に寄らば大樹の陰みたいに大政党にくっついるだけだったり、第三極に入って生き残ろうとするだけの人たちには注意が必要です。そうした人を淘汰していかなければなりません。
もう一つ、最高裁判所から違憲扱いされている現状の選挙制度のまま選挙をしていいものなのかというのもあります。立候補者数の区割りについてちゃんとした考え方を作った上で、選挙をする必要がありますが、国会議員がサボったおかげで、もしかしたら無効選挙になる可能性もあります。困ったもんですね。
というか、選挙制度改革を国会議員に委ねること自体が間違いでしょ。自分たちの保身を考えたらやりたくないはずだしね。なのでこういうのは裁判所が選ぶ第三者組織をたちあげて作っていったほうがいいと思います。
最後に、私が今回投票基準とするのは、TPPに賛成か、選挙制度改革をやってくれるか、憲法改正に前向きか、そして外交力を強化できるかということで決めたいと思います。原発は選択の基準とはしません。
意外と民主党に投票することになったりしそうで、それはそれで…