バルセロナはやはり別格

クラブW杯のバルセロナvsアルサッド。やはり格の違いが大きすぎましたね。
アルサッドはほとんど守ってばかりの状態でした。日本に何しに来たんでしょうね。少なくとも後半は自分たちの目指すサッカーを思い切って試すべきだったでしょう。これではチームとしての進歩は望めませんね。
逆に柏はサントス相手でも自分たちのサッカーを貫きました。まあ前半は守備重視でしたけど、リードされた後半からは積極的な攻め上がりでサントスを支配する場面もありました。自分たちが通用する部分とそうでない部分がはっきりしたでしょう。チームの成長のためには今後の課題を出すことも大事です。
柏とアルサッドの差はそこにあると思います。3位決定戦で対戦しますが、アルサッドもバルセロナとの試合とは違った試合をしてくるでしょう。勝敗はともかく柏の方がいいサッカーをすると思います。
それにしてもバルサはすごい。選手個人のレベルも高いし、それプラス戦術。パスも相手が取れなくて味方が取れる箇所へきっちり出してくる。たとえボールを奪われても、相手をライン際に押し込んでいくなど奪い返すための動きもしっかりしていました。非常にうまいです。
決勝は予想通りバルセロナとサントスとなりましたが、組織力バルセロナ対個人技のサントスという感じで明確に個性が別れた両者のぶつかり合いがとても楽しみです。ただ、バルセロナも個人技のレベルはとても高いので、やはりバルセロナ優位は動かないでしょう。
日曜日がとても楽しみです。