TPP交渉参加表明

野田首相がTPP交渉参加の表明をしたそうです。また、本日カナダ、メキシコも参加表明をしたとのニュースがありました。
反対派の人たちが懸念する「アメリカの言いなり」については、カナダ、メキシコが新たに参加することで、ほとんど可能性がないように思われます。
日本が今後やらなきゃならないことは、内閣不信任決議案や問責決議案を出すことではなく、どうやったら日本の利益を守れるかを議論することだと思います。
自民党もかつてはTPP参加に対して意欲を見せていたと思いますが、その考え方が変わったとは思えません。もちろん自民党の農林族や医師会からの支持が欲しい人は反対するんでしょうが、それは民主党の反対派と同じ位置づけの人達ですよね。
本当に参加反対というなら、そういう人たちで新しい党を作るなりなんなりして、パカっと別れくれたほうがすっきりします。また、反対というなら、今後の成長戦略もちゃんと出して欲しいですね。
もはやこうした貿易の自由化の流れは、今後の国際情勢からいって止められないと思います。それがいやなら鎖国ですよ。そうなっても大丈夫?食料自給率さえ守られればそれでいいんですかね?
保険医療制度も混合診療により崩壊するなんていう、訳のわからないことを言っている医師会に対しても、この際変革の波を受けていただくのがよいかと思っています。
それこそ構造改革に繋がる流れですし、今後の日本のために必要なことだとも思っています。
野田首相はまだまだ勉強不足のようですが、だからこそ支えていこうという気概を持てないようであれば、民主党は解散したほうがいいですよ。