とうとうレベル7へ

今日福島第一原発の事故がレベル7に引き上げられた。63京ベクレルという値らしい。
事故当初は東電は「事象」と呼んでいたが、これだとレベル3以下の評価だ。あまりといえばあまりの過小評価。いかにごまかそうと考えていたかがよくわかる。
人の生命に関わることをなんと軽く考えていたのか。原子力安全・保安院原子力安全協会も同罪だ。
この件が片付いたら関係者を厳重に処分することが必要となるだろう。米国だと刑事訴追をされるような事柄である。日本は手ぬるすぎるのではないか。
生命だけではない、経済的な損失もあまりにも大きすぎる。原発事故のおかげで外国人は日本から離れて行ってしまった。さらに福島、茨城の農産物に対する風評被害も相当なものだ。自殺者まで出てしまったことに対してこいつらはどう考えているのだろう。
そもそも原子炉が損傷していると報告していた原子力安全・保安院の人が急にいなくなったかと思ったら、ズラオヤジが説明員にすり替わっていた。これは官邸が取り替えたという噂がある。何を隠蔽したかったのだろうか。
もはや菅政権は国民の信頼を失ってしまっている。近い将来御退陣願わなければならないだろう。菅直人には二度と政界に戻ってきて欲しくはない。不要な人材だというだけはなく、害を及ぼすということがよくわかった。
思い起こせば、中国漁船の衝突事故や参議院選挙での敗北など不手際が目立っていかにも危なっかしい政権だったが、これで完全にとどめを刺されたという印象だ。
自民党にも期待したくない。みんなの党も期待ほどでもない。
結局今の政治家たちには何も期待できないという状況になってきたということだ。日本も真の革命が必要なのではないかと思う。
これからの日本をどうしていくのかという明確なビジョンと実行力のある人材が必要だ。それはとりもなおさず世襲議員であろうはずがない。
孝子顕れるに期待したい。