自主避難は政府の責任逃れじゃないのか?

福島県第一原発から半径30キロ以内の屋内退避している人に対して、自主避難の要請が政府から出たが、「自主避難」ていったい何なのよ。
逃げなきゃいけないものなのか?まるで、逃げたければ逃げていいよ。逃げるまでは手助けするけど、後は自己責任でね。と言ってるようにも感じてしまう。
これって政府が責任逃れをしてるだけじゃないの?
避難しなきゃいけないんだったらちゃんと「避難して下さい」って言えばいいのに、中途半端にこういうことを言うと余計に混乱するだけだと思う。
こんなことだからツイッターやマスコミ、ブログなどで菅政権がボロカスに叩かれちゃうんだよね。もっとしっかりしてよ、って言いたい。
まあ、だけど、最近ちょっと菅政権について考え始めたことがあるんですよ。
それは、菅直人がこの状況から逃げ出すことはあり得ないということ。彼自身もすでに退路を断たれているんですよね。
ということは好むと好まざるとに関わらず我々は彼に頼らざるを得ないわけですよ。何を言いたいかというと、彼の能力が低いというのなら、それを前提に彼を支えていかなきゃならないと言うことです。
我々が今彼を見捨てた瞬間多分日本は終わるでしょ。外国から見てもそれは非常に滑稽にうつると思う。
我々は正しい情報が何なのかを見極める能力と、現政権の動きから自分たちがどう動かなきゃならないかを判断する能力が必要とされていると思うのね。
で、その能力を使って、政府が発進する情報を正しくとらえ、まずは彼らにできるだけ協力していくことが必要ではないかと。そうでなければ、混乱するばかり。混沌とした日本にしたいですか?
私は最終的には自分で自分をどう守るかを判断しますが、まずは政府に従ってみてもいいかなと思い始めました。なぜなら、官邸は私たちを見捨てていないからです。それだけでも今は救いですよ。
菅政権が投げだしたら残るのは絶望だけになっちゃいますよ。過去に原発をどんどん推進してきた自民党なんてもっと信用できないんだからね。