かみさんと子どもが日本に戻ってくる条件について考えてみた

18日に「タイから日本への電話が無料になる」という話を聞きました。夜タイにいるかみさんから電話があったので伝えようとしたらすでに知っていて、それを使ってかけてきたとのこと。頭009からかければ23日まで日本へは無料になります。とてもありがたい。
かみさんと子どもには早く日本に帰って欲しいのと、今の下記の状況だと落ち着くまでタイにいて欲しいのと気持ちが交錯しています。
原発事故がなかなか収束しない。せめて核燃料棒の冷却水が満たされ、安定的に水が補給されるようになること
○物流の問題が解消し、ガソリン、米、トイレットペーパー、ティッシュが安心して買えるようになること
○電力不足が解消し、計画停電が収束すること
一番時間がかかるのは3番目でしょう。福島の原発に代わる発電所がない限りは解消は無理ですし、せめて計画停電がなくなるくらいの電力量を確保するにしても4月末までにできるのか?というのは疑問に思ってます。
核燃料棒はおそらく来週くらいには冷却水がある程度入って冷却できるところまでは来てくれるのではないかと期待しています。そこまで来ればほぼ安心できるレベルになるように思ってます。万が一のことがあっても横浜は300Km近く離れているのでほぼ安全圏になると信じているのですが…
物不足はパニック心理が落ち着くまでは続くだろうと思うので、今月いっぱいくらいかかるでしょう。
まあ、米・トイレットペーパー・ティッシュは神戸の実家から送ってもらえるので問題ないし、ガソリンは今の車の使い方なら1ヶ月くらいは平気なので、そもそも問題になるレベルでもありません。安定供給も4月にはされるようになると考えています。
今怖いのは東海沖地震が追い打ちで来ること。こうなると関東地方が孤立する可能性があるので、まさにパニックが起きる可能性が出てくることです。今ジタバタしている人はますますジタバタすることになるんでしょうね。
こうやて考えるとかみさんと子どもが帰ってくるため本当の条件は「東北地方の避難所に物が行き渡って、復興に向けてのロードマップが見えたとき」であろうと思います。
4月7日からは幼稚園がスタートします。今、帰国のタイミングを日々図っているのですが、なかなか「帰ってこい」と言えない状況なのがとってもつらいです。
いまはかみさんと子どもの声が聞けるというのが心の支えであり、そういう意味で23日までであっても無料でかけられる電話はとってもありがたいと感じました。