かみさんの腫れ物

かみさんが昨年の夏頃から左の太もも内側に腫れ物ができるようになった。「できている」ではなく、「できるようになった」と書いたのは、できては消えを繰り返すためである。
ちなみに何もしないとかゆく、かくと痛いらしい。(かきむしって痛いのではないです)
通常は10日ほどで消えるのだが、今回は2週間たっても消えないので、病院へ行くことにした。
最初は外科に行くのだろうと思っていて、一般外科の病院が近所になかったので、横浜市大医学部の医療センター(通称市大病院)へ行くことにした。この病院は3次救急で基本的に他の病院で手が終えなくなった患者を診るという病院なのだが、平日昼間は外来も診ている。うちからも近いのでここにしたんだけどね。
ただし、外来の場合は紹介状が必要となる。紹介状がなければ3150円がかかることになるが、そもそも診療科目によっては紹介状は必須であるため、その場合門前払いを食うことになる。以前は、3150円払えばとりあえず診てくれたんだけどね。
ということで、紹介状が必須になったことを知らずに今日は行ったのだが、案の定門前払い。ただし、以前はただ単に追い払っていたものが、どこの病院に行けばいいかのアドバイスをくれるようになった。進歩したんだね。(以前、分娩を申し込みに行ったときに最終生理日が受け入れ予定日を超えていてむげに追い払われた経験がある)
そもそも診療科目がわからないのでどの病院に行けばいいのかわからないと言ったら、婦人科へ行けと言われたので、近くの婦人科ですぐ診てもらえるところへ行ってみた。
すると・・・「これはわからないなあ。市大病院に紹介状を書いてあげるから市大病院へ行きなさい」ということになり、結局はとんぼ返り。
紹介状を携えて市大病院へ行ってみると「紹介状には『検査治療をお願いします』みたいなことしか書いてませんね」と言われたのだが、とはいえ、紹介状があるので婦人科で診てもらえることにはなった。
待ち時間の長さは大病院の性であるのだが、1時間30分くらい待ってようやく診てもらったら、「本当に太ももの所なので、婦人科ではなく皮膚科へ行ってください」とのこと。
最初に婦人科へ行けといったのはオタクの病院だよ。全くいい加減だな。
皮膚科へ連絡してもらい、予約受付時間は超えていたものの皮膚科で診てもらえることにはなった。
で、皮膚科へ行くと、大学を出て間もないくらいの医者が患部を診て「うーん・・・」。とりあえず思い当たるものを次々とあげていったもののどれも該当するものがないらしい。
で、そこの部長みたいな位置づけの人がやってきて、診てくれたのだが、やはり同じ見立て。
「切って調べるしかないが、それでもわかるかどうかは断言できない」ときたもんだ。
まあ、天下の大病院がこの様子じゃ、町医者じゃお手上げなわけだよね。それなのに町医者へ行けと言ってたわけだよこの人たちは。
結局、じんましんの一種かも知れないと言うことで、じんましんの薬で様子を見ようと言うことになった。
1,2日程度でおさまるようであれば、じんましんの可能性が高いということらしい。
どうでもいいけど、医者って病気の原因に対するアプローチって勉強してないのかね?つうか、レベル下がってね?
まあ、こちらは言われるとおりにするしかないんだけどさ。まったく納得いかないこと多いよな。
一方かみさんは、病院から帰った後、腫れ物があるまま酉の市のところで友だちと飲み会中ということで、まあ、お気楽な人たちだわ、まったく。ふう。