尖閣ビデオ流出

こういう日が来ることを何となく想像してました。予想じゃないですよ。想像。
最近リーク流行りというか、情報管理が軽すぎるのを感じていたからですがね。
特にテロの情報提供者の情報漏れは最悪なこと。下手すりゃ人命に関わることになる。
それに比べたら尖閣ビデオの流出などは軽いかな。
まあ、危機管理能力とかは問われるだろうけど、その問題は今に始まったことではないしね。
ビデオを見ての感想は、「隠しておくほどのものか？」ということ。こんな程度の映像を後生大事に抱えていたと考えると今の政権はあまりにも低レベルすぎる。
いや政権というより、菅直人と仙谷由人「が」なのかも知れないけどね。民主党には有能な方も大勢いらっしゃるだろう。
中国国内でもこの情報を手に入れてる人が大勢いるようだが、彼らは彼らなりの反応を示しているようですね。中には「まさに英雄だ」みたいなことを言ってる人もいるとか。まあ、この手のバカは万国共通ですな。
もはや秘密でも何でもなくなってしまったわけなので、これからのことを考えたほうがいいだろうね。中国側も日本との対話を拒む理由は殆どなくなったはずだし。
これでなおかつ「我が国の領海内で操業していて起こった出来事で、日本側に問題がある」などとうそぶくようなら、もはや相手をする価値がないと考えたほうがいいだろう。ロシアと同じだ。
中国が先進国の仲間入りを目指すなら、もっと大人の対応ができるようにならなければ、経済発展だけの頭でっかちの国で終わってしまうだろう。
日本の政府にはそれ以上の戦略と対応を期待したいが…はてさて、今の総理大臣や官房長官でできるのかねえ。
ま、今頃は情報流出の犯人探しに忙しいんだろうけどさ。（はあ）