ミャンマーの総選挙

明日ミャンマーでは総選挙が行われる。
議員の4分の1は軍人が占め、残りの議席を選挙で選ぶという仕組み。
しかもアウンサンスーチーを支援するNLDは候補者をたてないため、ほぼ軍事政権側の圧勝が確実視されている。
全くひどい話だ。
1990年にアウンサンスーチー率いる国民民主連盟が総選挙で圧勝した後も軍事政権は居座り続け、そのアウンサンスーチーを軟禁状態にしている。軍事政権のトップは我が物顔で国を支配している。さぞ一族は贅沢な暮らしをしているのだろうな。まるで、朝鮮半島の北の国のようなイメージだ。
その軍事政権をミャンマーの鉱物目当てに中国が支援している。
どちらの国にも共通するのは
1)民主化されていない
2)民主化を主導するノーベル平和賞受賞者(受賞予定者)がいて、どちらも軟禁状態にされている
ことである。
ミャンマー国民のことを思うと、胸が痛む。
これに対して日本政府の態度が明らかにされていないのはどういうことだろうか。まさか中国に気を使っているわけでもあるまい。
ちゃんとした態度表明をして欲しいと思う。
そもそも、そろそろチキンハートを何とかするときでもあると思うよ。>菅直人