敵の敵は味方?

日本がベトナムから原発の受注とレアアースの共同開発で合意した人のこと。
チャイナリスクを考慮するとこうした動きは他の国に対してもどんどん加速していくことだろう。
ベトナム南沙諸島の領有権問題で中国ともめているが、日本と共同歩調を取ることで中国を牽制する狙いもあると思われる。
こうした行動が中国をますます刺激していくだろうが、中国にとってもビジネスパートナーとしての日本は大事な存在であるはず。
江沢民がおかした失敗を引きずるのではなく、これからの中国は開かれた国であることをもっとアピールしていかなければならない。
中国にとっては民主化の矛先を江沢民反日教育により共通の敵に仕立て上げた日本に向けることで共産党政権に対する批判をかわしていきたいという思惑。日本は日本で中国を共通の的とするアジア諸国と手を組むというやり方。
敵の敵は味方というやり方は、アメリカとイラン、アメリカとアフガンの関係からもいずれはしっぺ返しが待っているとも言えると思う。