円高・デフレは悪か?

円高・デフレが悪というイメージを定着させようとしている動きがあるが、本当に悪いことばかりなのかはちゃんと検証しないといけない。
輸出を中心とした産業には円高は嬉しくはないだろう。だけど、今は円高というよりドルの独歩安というイメージのほうが強い。
たしかに一時期に比べりゃユーロはガタ落ちしているけど、以前が高すぎただけ。
例えばパリに行くとランチが日本円で平気で1300円とかだったりしたわけですよ。今だと1000円前後くらいじゃないですかね。
ドルは確かに安くなりすぎている。でも、これを利用してアメリカの優良企業を買収してしまうとかも可能ではないか。
日本がこの円高を利用して投資を進めるかどうかだけの話ではないか。
個人的には海外旅行で楽しむというのもあるだろう。
仕事がなくなってしまったという人は、産業構造をもっと考えた立ち回りをしたほうがいい。政府にだけ頼っていてはこれから先、生き抜いていくことなど到底無理だと思う。
デフレは年金生活者にはありがたい事だろう。
金持ちはもっと散財すべきだというのが私の意見。金満生活バンザイだ。金は天下の回りもの。もっともっと回していこうよ。
日本にはまだ1億人の市場があるんだから、この市場を活かす手もあるだろう。
とにかく今の状況を嘆くのではなく、逆にチャンスと捉えていかないと、どんどん下向きになってしまうようになるのが怖い。
インフレや円安を無理やり引き起こせと言ってる連中のほうがむしろ不健全だと考えたほうがいいと思い始めた今日このごろ。おいらは今のうちに何か仕掛けようと考えてるよ。内緒だけどね。