ようやく気分的に落ち着いた

深追いはやばいと感じてきたのか、中国漁船衝突事件に関連して中国側の対応が少し変わり始めてきたようだ。まあ、それでも裏では何を考えているかわからないところもあるので油断はできないんだけど。
それにしても仙石官房長官は今回の件で国民を危険に陥れたわけで、この責任はどう取るつもりなのだろう。というか、取るつもりないだろ?こうして誰も責任を取らないままいつしか忘れられてしまうんだろうな。
私自身もようやく落ち着いてきた。ただし、中国側がこのまま落ち着いていくならという条件付きなんだけどね。
国内に年間何万件という暴動事件があるといわれている中国。経済成長とともに海外へ展開しなくてはならないにも関わらず、国内にも多くの問題を抱えていて、政府は結構大変なようだ。
国際化を目指すにしても、今回の件は国として未熟であるということ、問題発生時には手段を選ばず相手を威圧するということを露呈してしまった感もあって、実は中国にとっては大きな失敗とも言えるわけですよ。だって、あの国と経済的に深くつながるのは危ないと思われちゃったわけだからね。
これからの外交にも少なからず影響してくるだろうね。ま、そんなことは知らんといえばそれまでなんだけどね。
早晩訪れるだろう民主化の流れにどう対応していくのか、じっくり見守ることにしましたよ。再び天安門事件のようなことが起きたら、今度はあの時とは状況が違うからね。さすがに戦車で踏みつぶしたりできないでしょうな。
で、それはそうと、例のビデオの公開はあまりにも遅すぎますな。遅いことで「この間に改ざんした」などの口実を与える事にもなりかねない。これは検察にも責任が大きいと思う。でもやはり責任取らないんだろうね。はあ。