いざ、オランダ

いよいよ日本にとっては正念場のオランダ戦。これに負けても終わりではないが、勝ち点は欲しいところ。
相手はランキング4位の超強豪チームだ。昨年の親善試合でも3-0で敗れている。日本が勝つ可能性はきわめて低いことは認めざるを得ない。
とはいえ、スイス―スペインの例があるように一方的に攻められれていてもゴールさえ割らさなければ負けないのだ。
どこまで相手のチャンスをつぶせるかにかかってくるだろう。
オランダはスナイデルが攻撃の起点となってくる。ここを抑えればピンチの50%は削減できるはずだ。長谷川、阿部のがんばりに大いに期待したい。
それと攻撃面では両サイドバックに足の速い選手を使いたい。相手の裏をとるためにはスピードこそ命。守備を考えても相手のスピードを上回ることが必要だ。特にセンターバックのTulioと中澤は高さこそあれどスピード感に欠けるのが不安。そこをカバーする意味でも両サイドには足の速い選手が必要だろう。
できれば勝ちたいが、0-0でやれれば御の字。負けるにしても1点差なら合格点と考えてもいいくらいの相手。目標は決勝トーナメントに進むことなのだから、この試合を雑に闘わないことだけを念頭に入れていって欲しい。