日本代表まずは及第点

オランダに1−0の敗戦は及第点をあげたい。デンマークカメルーンに2−1という1点差での勝利に終わったことも幸いして、条件としては日本代表の方が有利になったからである。
できれば引き分け、最悪でも1点差の敗戦というのが私の願いであった。
たとえ勝っていたとしても、デンマークには2点差の敗戦でなければOKという条件がつくだけで、条件としては引き分け以上ならいいというのと大差がないと考えれば問題はない。
どちらにしても2敗しちゃいけないんだから、最初から条件は変わっていないわけだし。
オランダ戦は前線だったのは確かだが、オランダもリードしてからはあまりムリはしなかったので、日本が攻められたのだと思う。
あれが0−0だったら最後までキツイ守備をしいられていた可能性もある。そういう意味では善戦させてもらったと言っていいのだろう。
カメルーンとの試合を見ているとデンマークも楽な相手ではないことがよくわかる。あの激戦のヨーロッパ予選を勝ち抜いてきたのだからそれなりに実力はあるのだ。
オランダに善戦したことは自信としてよいとして、過信してはいけない。謙虚に戦う気持ちを忘れず、勝ち点を奪いに行って欲しい。
とにかくグループリーグは後1試合。全力で90分間走りぬいた方が勝つだろう。それが日本であることを願うのみである。