タイで暮らすにはまだまだハードルがありそう

タイに住むための条件を以前考えていたのだが、やはり時期が近づくとあれやこれやと条件が厳しくなってくる感じだ。
まずは自分の母親。齢80近く、まだ健康であり、ボケてもいないものの、自分が一人っ子であるが故に親を日本においたままではタイには行けない。かといって、母はタイに住めるような人ではない。
今でも私が横浜、母は神戸と離れてはいるのだが、日本にいるのとタイにいるでは精神的に違いは大きいだろう。神戸には母の友達、親戚が多く、そういう親しい人が近いことで本人も安心して暮らせている。
二つ目は子供。実は今年3歳になる幼児なのだが、この時期だからこそ、日本・タイどちらでも構わない状態となっている。これが学校へ行きだしたら、そう簡単に海外の学校へなんてことはできないだろう。言葉の壁も今だったらなんとかクリアはできる。
三つ目はかみさん。実はかみさんは日本で働きたいという願望がある。少しでもお金を貯めたいという気持ちから言っている。気持ちはわからなくはないが、今の日本の雇用状況から見るとかみさんの職場というのはほぼないと言っていいだろう。日本語の読み書きもまだ不自由な状態であり、日本で働くためにはまだハードルが高い。しかも子育てをしている状態だから、勉強をする時間も取れないでいる。
今は私の収入だけで十分暮らせてはいるが、今だからこそ貯めるチャンスと考えてもいるようだ。
母の件はおいておいて、他の二件について言えば、タイでかみさんの仕事を見つけるのが一番の早道ではありそうだ。ただ、本人が納得するだけの収入が得られるかというと難しだろう。
今私がやらなければならないことは、かみさんと子供に負担をかけずに生活をしていくこと。これを守るために、拙速な動きはしないようにするつもりだ。最悪私がタイに住めなくなったとしても、これは最低限守るべきことである。