タクシンの功罪について

今日Yahooをあさっていたら、下記のニュースが目に入った。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100519-00000301-newsweek-int

タクシンの功罪についての記事だが、実にうまくまとめているように思った。
今回のデモ隊解散によって民主化の波が逆戻りしないよう為政者たちはうまくやっていって欲しい。
タイは、役人、警察、軍隊の力が強く、民主国家としてはあまりにも脆弱な国だと言える。
本当の民主主義は役人、警察、軍隊を統制する機能が働くことである。
国民から選ばれた人たちにより法律が作られ、その法律に従って国が運営されることが基本だろう。
その基礎を築いたタクシンの功績は大いに賞賛されるべきだと思う。
今後は役人、警察、軍隊の文民統制がきくような仕組みづくりも必要だ。ミャンマーにならないためにも、ぜひ国を上げて取り組んで欲しい。
そして正当な選挙を行い、多くの国民が賛同した政府が一日も早く出来上がるように願う。
私とその家族が安心して暮らせる国になってくれないと、私も困るんだからね。