また赤い人たちが動き出した?

聞くところによるとタクシン派の赤い人たちがまた動き出したとのこと。
しばらくはタイに行く予定はないけど、大きな騒ぎにならなければと願うばかりだ。
タクシンの財産の6割を没収するらしいが、個人の財産を国が取り上げるのは民主国家でやってはいけない行為の一つだと思う。
そもそもタクシン政権自身、軍のクーデターによって解散に追い込まれてしまったわけだが、このあたりにタイが一流国の仲間入りができないでいる大きな理由があるように思う。
かつては既得権に固執しようとする政治家や資産家が成長を妨げる要因となっていたはずだ。そこにタクシンが現れて、北部農村部を中心に経済発展をすすめていくうちに既得権者たちが不満を募らせていったということを聞いている。
タクシン自身個人の蓄財にのために、その地位を利用してきた話もあって、これはこれで今回の騒動の引き金にもなっている。
ドロドロした戦いであることには間違いがないが、何とかいい方向に終息していったもらいたいものだ。
くれぐれも軍の介入がありませんように・・・