ポイント制と現金割引ってどっちがいいの?

ポイント還元10%とかあるけど、これをよく10%引きと間違えそうになるんだけど、実際には現金1割引の方が安いんだよね。
たとえば4000円のものを買った場合、還元ポイントは400ポイント。でも支払う額は4000円。
これで次に3000円のものを買ったとすると400ポイント使って2600円支払う。獲得ポイントは260ポイント。

整理すると、
支払った金額の合計は4000円+2600円=6600円。
ポイント残高は260ポイント。

一方10%引きの場合は
4000円の10%引きで支払う金額は3600円。
3000円の10%引きで支払う金額は2700円。
合計6300円となる。

ポイント制の場合の260ポイントを現金と扱ってもポイント制の場合は6340円払ってることになる。7000円の支払いで6340円だから10%引きよりは割引率が低いと言うことだ。

こういう錯覚を起こさせる上に、ポイントはポイントを発行している店でしか使えないため、客の囲い込みにもつながる。
実にうまいやり方だ。
私の場合は、小物など安いものはインターネットで安いところから買い、どこで買っても価格が変わらないもの(たとえばエネループみたいな奴)はポイント還元の店で買うようにしている。
ポイントもどこで買っても価格が変わらないものを買う時に使えば、出ていく現金はそれだけ少なくなる。
ま、その代わり価格調査を念入りにする手間が発生するけどね。
結局節約道は手間を惜しんじゃいけないということになるんだろうな。