待ちに待った総選挙

小泉氏が首相を辞めてから3年。
その間に総理大臣が3人も変わって、しかも衆議院で与党が3分の2以上を占める状態のままの年月が続いた。
与党としては3分の2あるうちにいろいろと自分たちに都合のいい政策をやっておきたかったのだろう。
安倍氏憲法改定もそうだった。だが、これは参議院過半数割れを起こしたために実現が不可能となった。
福田氏、麻生氏は前回選挙での小泉路線を転換する政策を打ち出しながら、総選挙を行わず、ずるずると引っ張ってきた。
こうした中ようやく行われることになった総選挙である。
この総選挙自体も解散から40日という異常に長い期間をとっている。
この長い空白期間を現政府はどう考えているのだろう。
自民党に対する逆風をおさえるために長い期間をとったのだとしたら、全くの自己都合としかいいようがない。
そもそも既成政党の古株の人たちは、国民をどうしようと考えているのだろうか。
長く与党で国会議員をやっている人ほど、変化を望まないはず。
なぜなら既成の仕組みの中で自分の地位を築いてきてきた人たちだからだ。
その人たちがこれまでと違う道をうたっているとしたら、まことに疑わしいと考えるのが自然だろうと思う。
私の選挙行動はこうした既成路線に対してのアンチテーゼとしたいと考えている。