安いことはありがたい

もう古い話ですけど、アメリカがTPP脱退決定という状況になりました。日本でもTPP反対の人はいるわけですが、私は賛成派です。これは消費者にとってはとてもありがたい制度ですからね。物が安い。日々生活をする上でこれはとてもありがたい話です。
製造業の方たちは競争にさらされて大変でしょうけど、勝てない産業は廃れていくのが自然の流れというもの。
特に農産物に関しては悲惨な状況になるでしょうね。何と言っても小規模農家による低生産性の上で成り立ってる産業ですからね。安い海外製品とは競争になりません。品質で勝負とか言いたいのかもしれないですが、劣悪でもない限り、品質に拘る人ってそんなにいないですよ。
かくいう私も最近では、安いものを目指してます。ダイエットしてるせいでもあるのですが、美味しいものを食べることにこだわりがなくなったというのもありますしね。
スーパーでも小売店でも豚肉を買うときにはアメリカ産。料理しちゃえば、国産だろうとアメリカ産だろうと私にとっては変わりがないです。こだわりを捨てれば、どういうものでも満足できるということを知りました。
アメリカがTPP脱退でも、二国間FTAという流れで自由貿易が実現されれば、ますます安い肉が手に入るわけです。肉に限らず果物や野菜もそうなるでしょう。そしてコメも…
日本の産業が生き残るためにはどうすべきか・・・なんてことは、知ったことではありません。当事者が知恵を出し、頑張るしかないわけですよ。それができなきゃ、仕事を変えるか、生保で生きるかの選択になるだけです。私としてはがんばってくださいなというしかないということです。はい。