軽減税率は社会コスト増の元じゃね?

アホが唱える軽減税率。
まあ、食品なんて、消費税負担が増えると、年金生活者など固定的な収入しかない人にとっては、支出だけが増えて家計が大変だというのはよくわかる。
でもさ、消費税を増やすというのは、その年金を含む社会保障費を確保しようということでもあるわけでしょ。その消費税を減らす動きをするってのはイマイチ理解に苦しむ。国の借金返す気あんの?
軽減税率が導入されたら、消費税率が異なる消費財が混在した状態になるわけでしょ。システム的には「単品単位で税率が変わる処理」が必要になるわな。
今のシステムって、そういうのを考慮して作ってないから、相当な改変が入るでしょ。しかも、単品毎に税率を設定しなきゃならないから、運用負荷も大きくなる。これって、社会コストを増やしてるだけでしょ。
カナダだったと思うけど、店内で食べるのと、テイクアウトするのとで税率が変わったりとか、結構細かいところで税率計算をしているところもあるそうだけど、アホちゃう?って感じだよね。
お役所は、コストに関して鈍感な体質だから、こういうことがあっても平気なのかも知れないけどさ、世の中混乱させてどうすんの?悪気がなくても、あっちこっちで消費税の払いすぎや、納税漏れやらが発生しそうな気がするよ。