メイウエザー強し!

アメリカ、メキシコのボクシングファンの間ではかなり盛り上がったメイウエザーvsアルバレス戦だけど、戦前に予想してた通り、メイウエザーが相手のパンチをかわして圧勝した。
もはや戦う相手がいなくなったメイウエザー。
このクラスだとパワー的にすごいというほどでもないが、あのスピードと防御テクニックは破るのが難しいだろう。
距離を取ってるときには当てさせないで、相手がパンチを出すタイミングでカウンターを打ち込んだり、隙を突いてジャブ、フック、ストレートと多彩な攻撃を見せる。距離を詰められると、ウィービング、ダッキング、ブロックで相手のパンチをかわし、タイミングを見計らって回り込む。
このスピードたるや、このクラスでは最高だろう。
過去においてもこれだけ素早いボクサーは見当たらないくらいだ。しいて言うなら、シュガー・レイ・レナードくらいか。
同じ時代にレナード、トミー・ハーンズ、ホセ・ナポレスがいたら、メイウエザーはどう戦うだろう。
そう考えると、今はパウンズ フォー パウンズで最強ではあるが、史上最強かというと???ではある。破格のファイトマネーといい、良い時代に生まれたものだ。