スペインは異次元（コンフェデ杯）

スペインｖｓウルグアイを見ていて思ったのは、スペインのサッカーは異次元だということ。相手が届きそうで届かないところにパスを通し、通されたパスは味方がしっかり受け止め、次に回す。そうした動きを簡単にしかも非常に早くやっている。真似ができそうでできないプレーだ。ブラジルの選手にもこうした能力はあるのだろうが、チームとしてできなければ意味がない。そうしたことからもスペインの凄さがある。
相手ゴール前でのアイデアも豊富だ。味方が抜けるのに合わせてスルーパスがやってくる。絶妙のタイミングなので、キーパーと1対1の場面が簡単に作られてしまう。まあ、ウルグアイも南米の競合なのでそう簡単にはスペースを与えないんだけど、日本だと…。

日本が目指すサッカーがそこにあると言ってしまえばそうなんだが、実は日本が目指すサッカーは今のイタリアがやってるんじゃないかと思っている。強いディフェンス、強いトップ、そして巧みなパスを出すピルロ。かつては日本も中村という非常にうまいパサーが代表チームにいたが、こうした選手を使うほうが日本には合っているような気がする。
今、中田が現役でいれば、イタリアに近づけたりできるだろうか。まあ、前線にバロテッリのような選手はのぞむべくもないからむりかなｗ
とにかく後1世代くらい経ないと近づけない世界がそこにあるんだろう。