「金持ちになる方法はあるけど…」について

別にホリエモンの本を読んだわけではないが、どういうことが書かれているかはある程度想像はつく。
企業をして成功するための考え方やノウハウがあれこれ書いているんだろう。
だけど、人間生まれ持っての金持ちでない限りは、成功して金持ちになるためには以下の要素が必要だと思う。
1. 努力
2. 能力
3. 運

この中で努力は誰にでもできるが、能力と運は誰にでも持ち合わせてるものではない。また、努力も才能の一つなので、気持ちが続くかどうかにもかかってくる。途中で燃え尽きたり、挫折することだってあるだろう。
これが故に誰でも金持ちになれるわけではないと思っている。
何かを始めようとすると、やることを考え、そして実行することが必要だが、これって能力がないとできないことだよね。自分に何ができるかが、わかるのも一つの能力だと思う。気軽に「得意なことをやればいい」なんていう人は、実は何もわかってないんじゃないか?自分ができたから、みんなできるなんて思う事自体が間違いだろう。
また、ビジネスで成功するにはいい人脈も必要。良い人に出会えるかどうかって、運だよね。たまたま自分に合う人と出会うとか、出会った人が自分を引っ張りあげてくれたり、助けてくれたり、自分のために献身的に働いてくれたりってことが必要だと思うわけですよ。要するに出会いは運命なので、やはり運に左右される。詐欺師と出会って何もかも失うケースだってあるだろうと思う。
こう考えると成功してる人は、この3要素を手に入れた人だと思うわけね。どれが一つでも欠けたらおそらく成功するのはムリ。なので、「金持ちになる方法はあるけど…」っていかにも誰にでもチャンスがあるように書かれているんじゃないかと思うけど、実践してうまくいく人なんてやっぱり一握りですよ。
世の中は、成功できる人とできない人に分かれるようになってるのよ。こんな本読む暇あったら、上の3要素を手に入れることをひたすら考えたほうがいいと思うんだけどなー。