なでしこが夏に涼風を送って来ました

オリンピック女子サッカー勝戦は残念な結果に終わってしまいました。
PKのシーンが2度ほどあったはずですが、レフェリーにPKを与える度胸がなかったがためにスルーされたのはちょっと残念でした。
試合は日本が押し気味でしたが、これは決勝トーナメントに入ってからは初めてのことでしたね。負けはしましたが、なでしこらしい試合運びが最後にできてよかったと思います。
試合終了の瞬間は見てる方も落胆しましたけど、表彰式の時の様子はとても清々しく、正々堂々とした態度に同じ日本人として誇らしくさえ思えました。手をつないで表彰台に向かう姿を見た時にはうるっと来てしまいました。
この大会を最後に代表から去る人もいるようですが、新しい人が後を引き継いでいってくれればと願うばかり。それにはなでしこリーグ自体も盛り上げていなかければなりませんね。みんなで球場に足を運びましょう。(>オレモナー
大会を通して、なでしこの強さを実感させてもらえました。カナダ戦を完全に支配して勝利したのを皮切りに、スウェーデン南アフリカをうまく引き分け、ブラジル、フランスに攻めさせておいて決定力の差で退けてきました。これは実力があればこそできる技。まさに世界に誇れるチームだったと思います。これからは世界中がなでしこをお手本に戦術を磨いてくるのではないかと思えるくらいです。(もう一部ではそうなってますけどね)表彰式での手をつないで出てくるパフォーマンスもこれからは流行りそうな気がして、いろんな意味で世界の女子サッカー界に影響を与える存在ですね。
次は2015年W杯カナダ大会。アジア予選など厳しい戦いがまた始まりますが、さらにレベルを上げて世界が追いつけなくらいになって欲しいものです。