内閣不信任案を出すのか?

自民党を中心とした野党が内閣不信任案を出すとのこと。まだ確定ではないけど、世間では「この時期にやることか?他にやることがあるだろう」という意見が大半のようだ。
まあそうだろう。
だが、菅直人は仕事が出来なさすぎるのも確か。そもそも人の上に立つ器ではないということがよくわかったし。
その場その場で思いつきでの発言(これは昨年の参議院選挙での消費税増税をぶち上げたときもそうだった)が目立ち、広い視野でものが見られない。サミットでも1000万戸に太陽光発電パネルを設置すると勝手に約束。いくらかかると思ってんの?
この男にこれ以上総理大臣をやらせていたら、日本があらぬ方向に行ってしまうという不安が出てくるのも当たり前。
一方、自民党が出す内閣不信任案もいい加減なものという感じが強い。菅の後は誰?何をするの?これがはっきりしていない。次を示さずただ「今がダメだから」という理由だけで出すのならこれも無責任きわまりないというしかない。
はっきり言って、菅の後が谷垣じゃ同じだろう。ならば菅のまましばらく行くしかないというのが今の最善の選択肢となると思う。とっても悲しいことだけど、今の日本の政治状況はその程度なのだ。
政界再編というより、議員をそう取っ替えし、憲法を変えて選挙制度、政治制度を変えるくらいのいわゆる革命が起こらない限りは無理。
国民視点で活動が出来ない政治家ばかりになってしまってる現状を見ると、内閣不信任案が可決されたところで何も変わらないだろうというのは容易に想像できる。