当マンション内での訴訟ごと

私の住んでいるマンションで、ずっと前から電力会社を変えようという話が上がってます。料金が安くなるとのことで、管理組合としては是非すすめたいと動き始めました。
それを実現するためには住人の総意が必要なんですが、一軒だけ反対するうちがあってすすめることができなくなってます。何度も話し合いを持とうとしてもシカト、内容証明付きの郵便で依頼してもそのまま送り返してくる始末らしいです。かなり意固地になってるんですかね。
そこで管理組合は訴訟により解決しようと考えました。弁護士と相談して決めたようです。
ま、私自身は電力会社なんてどこでもいいので、安くなりゃいいじゃんという考え方なんですがね。
訴訟相手は法人とのことでちょっと面倒そうな感じがします。法人と言っても某社とフランチャイズ契約をしているだけのようですが。
で、最近になって、相手方も話し合いのテーブルにつくことを言ってきたそうです。訴えられるのも困ると思ったのでしょうかね。
なんで反対しているのかもしっかり聞いた上で判断して欲しいですね。
つまらない理由だったりしたら、多分損害賠償を請求することになるんでしょうね。なぜなら本来ならもっと安くて済むようになっているところを邪魔されたわけですから。
同じ屋根の下に住むもの同士がいがみ合うのはいやなものですね。
この話で思い出したのが、阪神淡路大震災の後のマンションのこと。同じマンション内で大きなダメージを受けて部屋が使えなくなったうちとなんとか使えるうちとでもめていたことがありました。
マンションを建て替えたいと願うダメージ組と建て替えないでも使えるので建て替えたくない組で分かれてしまったようです。
でも考えてみたら、区分所有しているマンションですので、ダメージ受けた人も固定資産税を払っているわけですよ。ダメージのない人はいいとして、ダメージを受けた人は結局払い損にしかならないわけで、すごく不公平になりますよね。私としてはこういう場合は建て替えるべきだと思います。だってマンションの価値も大幅に下がっちゃってるだろうし、ムリして住み続けても次に地震が来たらと思うとどうせ長くは住めないんですよね。
まあ住人の総意ではないにしても、建て替え決議の5分の4の賛成があれば建て替えられるんでしょうが、双方の意見の調整は難しいでしょうね。
私もマンション暮らしをしていますが、そろそろ売り払うことも考えなくてはね。