生きるインセンティブについて考えてみた

「日々雑感」としていろいろ書いてきたけど、エッセイみたいなのも始めたいと思う。今日はその第一弾。文章のまずさは勘弁してね。
世の中には自己啓発本なるものが一杯出ているよね。本屋に行くと平積みになってたりして、毎週のように新刊が出てくる。
「仕事を成功させるために」というのが一番多いんだろうな。
ビジネス書では儲ける秘訣とか起業のノウハウみたいなものもあるだろうけど、これは自己啓発とはちょっと違うか。
有名な堀江貴文氏(ほりえもん)が書いているのでは「本物の金持ちと結婚するルール」「君がオヤジになる前に」なんて自分の生きて行く上での考え方を表明した本なんかがある。
こういう本は人にインセンティブを与える奴なんだけど、どれも結果論をずらっと並べているだけでウサン臭く感じるのは私だけではないでしょ。
ホリエモンの本は「本物の金持ちと結婚する…」であって「幸せな結婚をする…」ではないところがポイントでしょ。彼は「幸せな結婚」なんて書ける人間じゃないし、そもそも結婚で幸せになれるとは思っていないだろう。だから「本物の金持ち…」となっているんだと思うね。
でも、何だかんだ言ってもよく考えたら、「本物の金持ち…」でも自己啓発本であっても、目指すものには共通点があるように思うのよね。
つまり、どれも結局は「自分の幸せを追求しようよ」ってこと。ホリエモンだってそうだと思うよ。自分が幸せになるために頑張ってるんでしょ。
なんせ、人間が生きる最大のインセンティブは「自分が幸せになること」なんだからさ。
自己犠牲という言葉もあるけど、これも突き詰めれば自分の幸せを追求した形でしょ。例えばアウンサンスーチーのような人。ビルマ国民のために頑張るってのは、自分が理想とする国を作ることだし、究極には自分が幸せになれる国なんだろう。
人生短いんだから、「時間を無駄にせず考え続けろ、努力し続けろ」というのもあるだろうし、逆に「無駄なことは楽しい、人生楽しまなきゃ損」というのもある。
前者はホリエモンやカツマー(勝間和代氏)の生き方だろうね。後者はラテン系かなあ。私は後者もありだと思うよ。だってそれで生きられるならいいじゃん。いずれにしても目指すものは「自分の幸せ」なんだからさ。その幸せの形が人それぞれ違うってだけでしょ。
ま、どうせホリエモンやカツマーのような生き方なんて誰にでもできるものではないし、誰にでもできるのならそもそも彼らの存在意義なんて消えちゃうでしょ、っての。
自分の幸せは自分で定めてマイペースでやりましょうよ。そのほうが絶対に幸せだって。また、それが許される世界であって欲しいよねえ。
そこで提言。毎日の中で少しでも幸せだと思えることがあったら書き留めておこうよ。
スロットに負けたけどプレミア演出が見られたとか、今日すごく可愛い子を見たとかでもいいじゃん。幸せを感じなければ生きていても面白くないでしょ。