ポジティブシンキング

カツマー本なんかだとポジティブシンキングで生きよう的なことが書いてあるんだろうと勝手に想像しちゃうんだけど、まあ外れてはいないだろう。
実は彼女の本は読んだことがない。
そもそも仕事や生き方に対する考え方について読むならドラッカーを読んだ方がずっと自分の身になると思っている。
事実ドラッカーのマネジメントにはいろんな人生訓が書かれていて面白い。
私はどちらかというと引っ込み思案の性格なので、こうした本で啓蒙されることで自分にムチ打つのが丁度いいのかもしれない。実際毎朝ネジ巻いて会社来てるし。
自信は人を成長させる要素でもあるが、自身をつけるには実績を積むことが必要だ。
小さな成功の積み重ねも大事だろう。
そして自己実現を果たすためには周りの人間を巻込んで進める必要もある。
これすなわちマネジメントなんだよね。
実はマネジメントを遂行して行くと自然とポジティブシンキングに行き着くことがわかる。ネガティブな人には誰もついていかないだろう。当たり前。
だけど、どこかに書いてあったけど、リーダーがものすごいポジティブな人間だとチーム内に逆の作業が働くことがあって、結果部下が落ちこぼれて行くんだそうな。
独善的になるとそうなりやすそうだよね。実際そういうチームを見たことがあるけど、部下の中には「上が頑張っているから、頑張らなくては」という感じになってどんどん落ち込んでいく奴が出てくる。もちろんそれに耐えて頑張る奴もいるけどね。
で、何がいいたいかと言うと、ポジティブシンキングの勧めではなく、やはりマネジメントってこと。カツマーよりドラッカー。これ間違いない。
マネジメントをちゃんとやれば自ずとポジティブシンキングになり、しかもみんながバランスよく活動できるようにもなる。マネジメントを伴わないポジティブシンキングはチームを崩壊に導く。
カツマー本読まないで言うなってところかな。スンマセン。買う気も読む気もないです。はい。