ようやく終わりに近づいたのか

「タクシン派、首相提案を検討」のニュースがあった。これでようやく終結に向かうのか。もっと早く決断すべきではなかったか。
現政権が選挙を経てきたものであるなら正当性は主張できるだろうが、そうではないところに弱さがあった。軍とタクシンによって既得権を奪われた連中の協力の後ろ盾があったのだろう。
選挙が正当に行われるかどうかも懸念事項としては残る。買収、票のごまかしがないとは言えないお国柄。どんな結果が出ようともお互いに禍根を残すようなことがないようにして欲しい。
特にデモや集会を軍の力で制圧しようとした現政権が敗れたときの混乱が心配ではある。
またぞろ軍事クーデターみたいなことがあるとそれこそミャンマーみたいになってしまう可能性だってある。
まずは軍隊の文民統制から進めないとだめだね。