高校無償化は当たり前の話だったとは

昨夜のTVで「先進国で高校無償化をしていない国は4カ国しかありません。国連人権規約では高校を無償化することが規定されているが、日本は批准していなかった」と言っていた。初めて知ったよ。自民党政権は何やってたんだろうね。
昔は高校への進学率も低く、行くのは任意なのだから行きたければ自助努力で行きなさいという考えだったらしいが、これも変だよね。もしかしたら只であれば進学率も上がっていたかも知れない。つまり、国民の教育の権利を政府が奪っていたことになる。
貧富の差は関係なく誰でも公平に教育の機会を得ることが必要だろう。そうしなければ大切な才能が埋もれてしまうことになる。日本にはカースト制なんてないんだからね。
政治家には世襲が多いが、これも機会均等の原理から見ればおかしな話。資金管理団体などを相続税を払うことなく引き継げ、さらに地盤も引き継げているから、世襲でない人と比較するとそもそもスタートラインが異なるからだ。
日本の閉塞感の根本原因はこうした不平等から来ていると思わざるを得ない。