しがみつかない生き方

精神科医香山リカさんの書いた「しがみつかない生き方が」ベストセラーとなっているらしい。
タイトルからして「なるほど」と思ってしまう。自分の考え方と共感するところがある。
自分は元来面倒くさがりな性格のため、決して無理はしない。その分出世してないけど、それは自分が納得しているので全然気にしていない。むしろ出世して苦労している人見ると気の毒に思うよ。家賃高すぎるのは後で苦労するだけだしね。
とにかく、まじめな日本人は「失敗したくない」とか「失敗を認めたくない」ことから結構しがみついて生きている人が多いと思う。
ラテン系やタイ人なんか見てるとしがみついて生きてはいないよね。
彼らはすべからく「自分のために」生きていると思っている。
もちろんお互い助け合うこともあるが、それもすべて自分のためと考えているんじゃないかなあ。
たとえばタイ人などは宗教的な意味合いから「年寄りを大事」にしたり、「人に親切」にしたりするといわれているが、これも「自分のため」と言えるよね。なぜならそうした行為は自分を高めることになると信じているわけだからさ。
ラテン民族とかタイ人は怠け者が多いみたいに言われるが、みんなが怠けていたら当然のことながら国が立ちゆかないよね。
とーってもがんばる人も実は多いのだよ。でも、そのがんばる人たちも「自分のため」にがんばるのであって、国のためやら、他人のため、ましてや会社なんかのためにはがんばらない。
あらゆることに執着しない、除く「自分のやりたいこと、自分にとって利益になること」なのだよね。
しがみつかないで生きるというのは難しいだろうけど、「自分のために生きる」となると、自然と自分にあったペースってのが見えてくるように思うけどね。
マイペンライマイペンライ