世襲議員を抑止する件

菅氏(自民党選挙対策副委員長)が議員の世襲を行わないことを法制化するという動きを行っている。
これは非常に大事な話だ。
もちろん現役世襲議員やそろそろ自分の子供にと考えている議員には面白くない話だろう。
だが、被選挙者の公平性という側面で考えると世襲は問題が多すぎる。
有能な人材が埋もれてしまう可能性が大きくなるからだ。
世襲議員にももちろん有能な人もいるだろう。
だが、親が議員だったから当選できた人は少なからずいるはずだ。
本当に有能な人なら親の基盤を受け継がなくても当選できるはずだし、またそうでなくてはならない。
選挙の洗礼を受けるスタートラインは公平でなくてはならない。
菅氏に対してはこれまで麻生総理の腰巾着と考えていたけど、私も見方を考え直さなくてはならないかもね。
ま、この後尻すぼみにならなければの話だけど。
親分の麻生氏自身が世襲であり、また子供にも継がせようと図っているようなのでハードルは高そうだな。
尻すぼみになるようなら、この件をマニュフェストに加えようとする民主党を応援するしかない。
つまり、自民党は腐っている証拠であり、政権交代が必要ということだ。