日本代表、対ホンジュラス戦

久しぶりに胸のすく試合だった。相手の実力もあるだろうけど、ホンジュラスもそんなにぐだぐだなチームではなかっただろう。
日本はほぼブラジルW杯のメンバーで先発を組んだ。過去からの蓄積があるのか、選手の距離感がすばらしく、攻守共に相手を圧倒していた。おそらくアジア相手ならこういう試合になるだろう。誰が良かった、誰が悪かったではなく、チームとしての連動ができていたのが印象的だった。
4バック以外は、常に動きながら位置を変え、4-3-3、4-4-2、4-1-4-1、4-2-3-1の形がどんどん変わっていた感じがした。これで後はパススピードが上がれば、ヨーロッパ、南米のチームが相手でもかなりやれるのではないかと感じた。
これはアギーレの功績と言うより、ザッケローニの遺産だろう。これにアギーレがどう上乗せするかが今後の課題でもあると思う。
世代交代がゆったりしすぎてる気がしないでもないが、3年かけてじっくりやればいいよね。まずはコンフェデレーションズカップの出場権を獲って、3年後のコンフェデレーションズカップでガチンコ勝負が出来るくらいのチームを作っていって欲しい。