スティーブ・ジョブズ逝く

今朝、ツイッターからスティーブ・ジョブズが亡くなったとのつぶやきを見つけた。見つけたときには「えっ?うそ?」と思ったけど、すぐに「それもありなん」とも思った。会社についてから、インターネットのニュースで訃報を確認した。
8月に退任したときに自分の死期が近いことがわかっていたのだろう。
私は大学時代にAPPLE IIを持っていた。当時で30万円以上もするものだった。これが私とアップルの付き合いのはじまりだった。電源を入れるとBASICのプロンプトが表示され、プログラムを打ち込んで遊んだものだ。
大学の研究室にLISAがやってきたときには、マウスを使った操作にみんな驚愕していたらしい。(らしいというのは私はたまたまその場に居合わせることができなかったから)
その後Macintoshもやってきた。みんなすげーって言ってたのを思い出す。
会社に入ってから、知り合いの人にMacintoshPlusを中古で売ってもらった。確か14万円くらい。いまだと相当いいパソコンが買えるよね。まあ、その人もぼってたんだけどさw
買ったときにはうれしくてSIM Cityでよく遊んでたなー。
会社の資料をMacWriteで書いたり、インパクト式のドットプリンターで打ち出したりしてた。
それも全部いい思い出だ。
MacintoshPlusは今のマンションに引っ越すまで持ってたけど、その頃にはすでに動かなくなってた。その後廃品回収業者に捨ててもらったけど、今持ってれば骨董品としての価値があったかもと思うと、かなりもったいないことをしたなあと後悔している。
その後アップルの製品は買ってなかったんだけど、MacBook白を2006年に買った。起動時のジャーンという音。すごく懐かしく思ったのを覚えている。
その後はiMac、MacBookAirと買ってきたがどれにも満足している。
他にiPod mini,iPod nano,iPod touchそしてiPadも買った。アップル製品の魅力にとりつかれた一人になっていた。
実はスティーブ・ジョブズがアップルに戻ってから出した初代iMacには興味を持てなかった。スカリー時代のアップルのイメージが拭えていなかったからだ。
スティーブ・ジョブズが魅力的な製品をどんどん出してくるにつれ、アップルが変わったのだと気づいた。
そのスティーブ・ジョブズはもういない。彼と共に歩んできたアップルはこの先どうなっていくのだろう。そんなことは考えたくもないことだ。
ティーブ、私たちにMacを遺してくれて、ありがとう。Macintoshがなければ、Windowsもなかっただろう。今の時代どうなっていたか…

安らかな眠りを…
RIP Steve Jobs.