対オーストラリア展望(アジア杯)

今日の夜(正確には30日午前0時)にいよいよアジア杯対オーストラリアとの決勝戦が始まる。
しかし私の中では対韓国戦の時のような緊張感というか緊迫感がイマイチないのだ。やはり韓国をライバル視しているということか、それともオーストラリアがアジアということに違和感を感じているせいなのか。
香川、松井、闘莉王、中澤というレギュラー抜きで戦うオーストラリア戦。果たしてどこまでやれるのかが楽しみだ。
彼らが抜けても日本のパスサッカーの形は変わらないだろう。その中でいかに今大会1失点のオーストラリアの守備を崩していけるのか。
日本の攻撃力はアジアの中でも今や抜きん出た存在だ。オーストラリアのような力任せの攻撃ではなく、サッカー本来のおもしろさを出してくれているところに高い評価を与えたい。
とはいえ、まだまだヨーロッパや南米には及ばない。W杯に向けてどのくらい成長するかが今後の課題だ。
その第1ステップがこの大会という位置づけで考えると、オーストラリアとこの時点でどのくらいやれるかという観点で見てみるのも面白いだろう。
とにかく、勝てばいいというのではなく、この決勝戦は日本の持ち味を存分に出したいい試合をして勝って欲しいと思う。
がんばれ!!ニッポン!