第二幕の開幕だ

自民党が敗れて、民主党の圧勝。
ようやく自民党一党独裁の時代が終わった。
だが、完全にこれで政権交代が終わったわけではない。
むしろこれから始まるのだ。
ほうっておいても、民主党は小沢と反小沢に分裂する。
これは前に自由党の党首だった小沢が、自民党政権を打ち倒した後で寝返ったのと同じことを今度もやると思うからだ。
そもそも民主党内部は一枚岩ではない。
分裂は避けられないだろう。
じゃあ、次はどうなるか。
自民党もおそらく離党者が多く出ると思われる。
で、民主党と自民党の志を同じするうもの同士が、今度は合体していくという構図だ。
これを第二幕として欲しい。
国会議員の仕事を地元の利益誘導と考えているような古い体質の人間（私は小沢氏もその一人だと思っている）には退場いただくということが必要だろう。
族議員は消えていただきたい。
それができてこそ、完全なる政権交代となると思っている。
国会議員が利益誘導に走らないようにするためにも、地方分権を進めることは大事だし、それに伴う公務員改革もその一歩となる。
まだまだ遠い道のりではあるが、次の次の総選挙くらいには古い体質の人間が淘汰されていることを願う。